水源禅師のご法話
木曜日, 3月 17th, 2022
皆さんお元気でしょうか？
最早三月半ば、瞑想が主体の生活での中で 南国大自然の植物が時期に合わせて次々と 絶妙な神秘な世界を作り出してくれます。それと同じく とても不思議な瞑想の体験を楽しみ、印幻恩師のお言葉 「 君はそろそろ 座禅をしなさい。」を思い浮かべます。実は本当にこの世での最高の恵をいただく事を 教えてくださったのです。
佛の教えは 金剛般若波羅蜜心経のなかで、真理に目覚めることは大宇宙を七宝で埋め尽くすより凄い贈り物であることを実見しました。師に出会うことは 大海の亀が千年に一度海底より首を海上の浮き輪に出すのと同じ事と、確かにそのように体感しました。
ところで、昨年の１２月に 楞厳経の話をしましたが 正式名称は、大佛頂如来修證了義諸菩薩萬行首楞厳経（Surangama Sutra） で唐代の西紀７０５年５月２３日に広州制止道場で 中天竺 般刺蜜帝 沙門 （Sramana Paramiti）訳です。
何故に大佛頂如来修行證了なのかは、お釈迦様がアナンダに説法した時にお釈迦様の頭の上に如来が現れて 究極の真理を陀羅尼（全ての悪を打ち破る）で説かれているからです。簡単に言えば、止観禅（Samata）で修業しなさいとのことです。
中天竺と言えば、龍樹菩薩 仏教の中祖で八宗の祖でもある偉大な方で、金剛般若波羅蜜心経で 後五百年に お釈迦様でもお呼びにつかない 菩薩があらわれると述べておられます。
特に龍樹菩薩様が 竜宮城の二王子の案内で 龍王よりお釈迦様の膨大な量のお経を三ヶ月拝観して、重要なお経を持ち帰りました。その殆どのお経は チベットにあるそうで、他にはないそうです。私も 龍樹菩薩様の書物をスリランカで探しましたが、有りませんでした。
Lasa チベットでも探しましたが、需要なものは全てチベット語でした。日本では 浦島太郎さんが亀を救ったお礼に竜宮城で手厚くもてなし受けて、玉手箱を頂きましたが、時空変換されて老人になりました。
面白いことに 石 太郎 漁師 中国南海の人で 巨大な美しい色のハマグリを 海に返したところ、その後に 自分の失った白牛に出会い 追いかけているうちに、海が割れて道が出来て 竜宮城があらわれて、王子様出て来て、ハマグリであった 自分を助けてくれたお助けてくれたお礼に もてなしをして お土産に美しい真珠が出る 貝を頂いたそうです。
今でも、石 太郎さんの墓では 不思議なことが起こり 大波が来ても その墓の所で止まるそうです。私が ミヤンマー Pa Okで 修行している時に U Revata Banteiがこっそりと、「君 竜宮城はあるよ。」と教えてくれました。
最新鋭の宇宙天体望遠鏡では宇宙の大きさが１３０億光年より４６０億光年に広がり、その形は私が見た究極微小原子 Karapaと同じ形でした。つまり私が体験した不可思議解脱の法門の世界（五次元の世界）です。お釈迦様の教えは人間界の普通の頭では考えられない自然界の頂点の世界ですね。本当に世界大戦になる前に、良識で話し合って欲しいものです。
水源合掌 アンデスより 二千二十二年三月十六日
